●玉乃光 山廃純米吟醸 テイスティングメモ

香り

山廃らしいコルクや落花生のような渋くふくよかな香り

常温

穏やかな甘みの後に、控え目に苦み、酸味が同時に感じられる。ブルーチーズのような苦みが特徴。
40℃ 一層甘味が強く、そして丸く感じられ、苦みが消えて、酸味だけが伸びて行く。そして後から消えたはずの苦みが追いかけてくる。
50℃ 甘味は広がり持続する、苦みと酸味はバランスよく調和され、その一体感が生まれるが、酸味が次第に強くなり長く引っ張っていく。

燗冷し

丸い甘味がとろけていく中、冷めるごとに酸味が伸びてくるのが面白い。

●感想
まず、常温で、そして40、50、60と上げ、そこから燗冷ましで味わってみた。もちろん一緒に頂く食事の種類によって異なるが、私が面白いと思いお勧めな温度は40~45度。お燗する事による甘味の丸みは持続的でありつつ、一直線に伸びて行く酸。後から隠れていたはずの苦みが追いかけてくる。このバランスの取れた中で の“変化”という楽しさをじっくりと味わうのに相応しい温度帯だと感じた。苦みや酸味が苦手な人は常温~40度が良い。45度以上は酸味が強く伸びるのであまり温度を高くしすぎない方がお勧め。

●合わせた肴

①いぶりがっこ&クリームチーズ
②玉子豆腐
③紫蘇の味噌巻(一味唐辛子入り)
④伊勢うどん(卵の卵黄と葱入り)
⑤キムチたくあん(略してキムタク)
⑥ドラ焼き
⑦カボチャのポタージュ(酒粕入り)
特徴として、穏やかな甘みに酸が伸び、苦みのバランスは良いので、あまり濃すぎる料理よりは、卵、チーズ、醤油、味噌系の穏やかな料理に合う。

☆他に好きな手作りつまみ
①鶏や豚でつくねを作り、だし汁にだし醤油で味付けしたスープ。せりとつくね、葱だけで作ると美味しい。
②塩麹ピクルス。好きな野菜を塩麹に漬けるだけ。
③キムタク…キムチと細切りのたくあんを混ぜるだけ。これが酒に合う。納豆を入れても美味しい。
④クリームチーズに塩辛をかけたもの。
⑤はんぺんチーズ焼き


●日本酒への応援メッセージ
安いからと焼酎を飲んだりする傾向が多く、そして、よく耳にするのは「日本酒は次の日に残るから今日はやめる」 日本酒の本当の美味しさを知ってほしいし、次の日に残るという概念を取ってほしい。まずは和らぎ水を飲んで上手に日本酒と付き合うことと、本当に美味しい体に良い日本酒、というものを飲んでもらいたい。



小島 綾(こじま あや)
【生年月日】1975年10月29日
【自己紹介】朝酒、昼酒、夜酒が大好きな酒命の編集員  酒呑みブログ:それいけ!アヤパンマン!
【好みのタイプの日本酒】どんなタイプの日本酒も、どんな日本酒の飲み方も好きですが、米味たっぷりの純米酒は特に好きです。香り高い華やかなタイプよりも、香りの強くない辛口タイプがどちらかと言うと好みです。


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