新年おめでとうございます。七草も召し上がってそろそろ御屠蘇気分から本調子が戻り始めたころでしょうか。
年末年始はお酒とのご縁が一段と深くなる時期ですが、今回ご紹介する「特別純米 若鶴雄山錦」は温度帯、料理を選ばず万能に寄り添ってくれるとても優秀なお酒のひとつです。2013年スローフードジャパンでは極上燗酒部門で金賞も受賞しています。
雄山錦はなじみの少ない酒米かもしれません。立山連峰の主峰”雄山”とその山々が錦に染まる時期に収穫されることから名づけられたという富山県のオリジナル酒造好適米で、倒伏に強く、心白も大きく、もろみに溶け易い特徴を持っています。ちょうど若鶴の蔵近くが雄山錦の主産地、砺波平野です。45度でふわっとアルコール感あるパンチのきいた味わいがきますが、1,2分後二口目を飲めば、柔らかな口当たりで米本来の優しい味わいが全面にでてきます。


おうち酒簡単レシピ 第43回

 
■鯛の塩昆布〆  
 年末は御節、年明けは初釜の出張料理と、私にとって年末年始は1年で最も忙しい時期ですが、仕事が終わってほっと一息、自宅での晩酌はとにかく簡単にちゃっちゃっとアテを作りたい、そんなときに大活躍なのが塩昆布です。旨味成分グルタミン酸が豊富なので、それだけでもちびちびといけるのですが、ちょっと白身魚のお刺身が残った時などに乗せたりかけたりしていただくと、魚の持っているイノシン酸とあいまって旨味が倍増してくれます。ほんの1分もかからずできてしまう、最高のアテです。塩昆布の塩分がありますので、醤油も必要ありません。
2016/1/6  

■材料<2人分> ■作り方
鯛刺身(柵でも) 70g
塩昆布 適宜
山葵 適宜

1

鯛は柵ならそぎ身にする。

2

塩昆布を数本1に巻く。

3

皿に盛り付け、山葵とともに食す。

   
■ワンポイントアドバイス

1.塩昆布で巻いたら、数分置いてから食べたほうが昆布がやわらかくなって食べやすい。
2.鯛以外にも白身魚なら何でも向きます。



■入江亮子氏プロフィール
佛教大学仏教学科卒。
日本料理の五味五色五法を駆使した懐石を教えるほか、茶事の出張料理も行っている。 また、利酒師・日本酒学講師・酒匠として、日本酒と料理のマリアージュも数多く提案している。
●入江亮子さんの「懐石料理で大人の女子会」の様子はこちらから


レシピトップヘ