毎年この時期には書いているかもしれませんが、毎日うだるような暑さですね。夏ばての方も多いかと思いますが、その主な原因は汗とともにミネラルが排出してしまうから。ほかにも冷たいものの取り過ぎで胃腸の働きが低下しておなかを壊したり、食欲不振にもなりますよね。また冷房の室内と外気との温度差で自律神経が失調したり、夏はなかなかやっかいです。ぜひ夏こそお燗で体を温め発汗を促してあげたいもの。
今回ご紹介するのは能登の地酒、数馬酒造「竹葉(ちくは)能登純米」です。2014年、世界最高峰の食の祭典「マドリッドフュージョン」で名店「エルブリ」のソムリエに認められたお酒です。能登のお酒は濃醇なイメージがありますが、このお酒は比較的軽快でかつ米の優しい味わいもあり、様々な温度帯、料理に対応できる万能タイプ。ぬる間で柔らかなお米の旨味を料理とともに堪能してください。


おうち酒簡単レシピ 第50回

 
■すり割り汁  
 さて、あわせる料理は旬の枝豆を使った能登の郷土料理「すりわり汁」です。枝豆は塩ゆでで食べることが多いですが、汁して召し上がったほうがたくさん食べられますし、食欲がないときでも汁なのでするするといけます。ハンドミキサーを使えば数分でできてしまう手軽さも夏場にはありがたいです。また枝豆は栄養価の高い食品で、アルコールの分解を促すメチオニンもたっぷり。ほかにもビタミンB1やカリウムなども豊富で夏ばてには最高の食品です。たっぷりと召し上がってください。
2016/8/23  

■材料<2人分> ■作り方
枝豆(生) 1カップ
1カップ
味噌 大さじ1.5

1 枝豆はさやからだして、水と合わせ、ハンドミキサーかあたり鉢でつぶす。
2 鍋に移して数分煮ると、豆の甘やかな香りがしてきます。アクをとり、味噌を溶してできあがり。
   
■ワンポイントアドバイス

1.変化球ですが、残ったゆで枝豆で冷やし汁タイプもできます。ゆでた枝豆をさやからだし、水と味噌を加えてミキサーにかけるだけ。その場合は少し味噌の量を増やしてください。
2.豆のつぶし加減はお好みで。また水の量も1:1でなくても結構です。薄め、濃いめ…ご自宅の味でどうぞお作りください。
3.今回はなにも具を入れませんでしたがお好みで椎茸や豆腐を加えても美味しくいただけます。


■入江亮子氏プロフィール
佛教大学仏教学科卒。
日本料理の五味五色五法を駆使した懐石を教えるほか、茶事の出張料理も行っている。 また、利酒師・日本酒学講師・酒匠として、日本酒と料理のマリアージュも数多く提案している。
●入江亮子さんの「懐石料理で大人の女子会」の様子はこちらから


 

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