第2回 鰹のタイ風カルパッチョ

酔いどれんぬの簡単レシピ
第2回「鰹のタイ風カルパッチョ」

 「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」。鰹の美味しい季節になりましたね。鰹と言えば、高知。一本釣り漁で知られ、塩とにんにくで食べる肉厚な鰹のたたきは名物として観光客はもちろん、地元の方にも愛されております。そんな鰹に合わせたいお酒とし、今月紹介させていただきますのは高知の酒蔵、酔鯨酒造さんです。

「酔鯨 純米吟醸 高育54号」

 1972年創業、4500石数の高知、四国を代表する蔵の一つ。土佐山地区の湧水を徹底した品質管理と丁寧な造りで醸したお酒は、食事と共に楽しむお酒”食中酒”をテーマに土佐の食文化と共にはぐくまれてきました。長浜に本社を置きそちらで酒造りをされておりましたが、昨年土佐蔵を新たにオープンし、そちらでは蔵見学も積極的に受け入れています。今年のゴールデンウィーク前には、ギャラリーブースに新スポットとして「SUIGEI SAKE  LAB CAFE」もオープンしました。お酒の試飲はもちろん、酒粕やあま酒を材料にした飲み物やパフェなどを購入することもでき、注目を集めています。

「その酔鯨酒造さんが地元のお米と地元の水にこだわって造られたのが、純米吟醸 高育54号。高知の酒造好適米吟の夢を50%まで磨いたお酒です。色は新酒なのでほんのりライムがかったレモンイエロー。きゅっとしぼった酢橘や直七(なおしち。高知県の酢みかん)のようなさわやかな柑橘の香り、甘く青いハーブや清々しい笹の中に、白く小さな花のニュアンス。のびやかな酸とキレがあり、すっと呑めてしまいつつ、米の旨味がきめ細やかに表現されており、じんわりとした美味しさもある、まさに食中酒。鰹のたたきといった和食はもちろんなのですが、イタリアン、フレンチ、はたまたアジア料理とも合わせて楽しいと思いまして今回ご提案させていただきますのが週末ブランチに、はたまたサラダ感覚のオードブルにご機嫌なヘルシーな一皿です。」

鰹のタイ風カルパッチョ

<材料>(2人分)
鰹 100g
パクチー 3把
スイートチリソース 大匙1杯
ライム果汁 大匙2杯
EXヴァージンオリーブオイル 小匙2杯


<作り方>
1.チリソース、ライム果汁、オイルをしっかり混ぜ合わせます。鰹を薄切りにし、器に並べます。
2.パクチーをざく切りにし、ボウルに入れてソースと混ぜ合わせ、鰹の上に盛ります。残ったソースを回しかけて完成。
 
<ワンポイントアドバイス>
ライムがなければレモン、ゆず、酢橘に変えても爽やかで美味しくいただけます。また、生春巻きの皮で巻いてフィンガーフードにしても、ホームパーティーの一品にお勧めです。女性に嬉しい鉄分が豊富な鰹。血合いが苦手という方も、ニンニクが入ったチリソースやパクチーの香りで美味しくいただけると思います。酔鯨高育の楽しみ方としても面白いペアリングですので、ぜひお試しください。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。