枝豆のエスニック風浅漬け

酔いどれんぬの簡単レシピ
第27回「枝豆のエスニック風浅漬け」

 本格的な雨のシーズン前に、真夏のような暑さが続いておりますね。梅雨なのか夏なのかわかりません。そんな今月は、じめじめしたうんざりも、暑さのうんざりもふき飛ばしてくれるお酒と肴を紹介させていただきます。
完全無添加醸造 「シン・ツチダ 生もと純米酒」と「枝豆のエスニック風浅漬け」です。

「シン・ツチダ 生もと純米酒」と「枝豆のエスニック風浅漬け」


 今回ご紹介いたしますシン・ツチダを醸す土田酒造さんは毎年日本最高気温でも話題になる群馬県に蔵を構えます。使うお米を群馬県産にこだわるだけではなく、全ての日本酒に醸造アルコールを添加せず、ラベル表記義務のない添加物も一切使いません。さらに、シン・ツチダは群馬産の食用米を精米歩合90%とほぼ削らず、人為的な発酵補助剤を一切使用せず、江戸時代の製法で造られております。
 米の旨味、甘味が溶け込んだ味わいはまずは開けたてで一口。ゆっくりと温度を上げて香りと味わいを開かせて、時間経過と共にご堪能ください。
 個人的には、これからの季節はロックやソーダ割もご機嫌ですよ。

「シン・ツチダ 生もと純米酒」
「枝豆のエスニック風浅漬け」

 

<材料>(2人分)
えだ豆 100g
パクチー 1把
ナンプラー 大匙2杯
蜂蜜 大匙1杯
赤唐辛子 1本


<作り方>
1.パクチーをざく切りにし、半量をボウルに入れ、ナンプラー、蜂蜜、小口切にした赤唐辛子と混ぜておきます。
2.鍋に湯をわかし、枝豆を2分30茹でます。そのまま1に漬け、冷蔵庫で1時間以上ひやします。
3.器に盛り付け、残りのパクチーをあしらって完成です。

<ワンポイントアドバイス>
1.ナンプラーではなく、ニョクマムやしょっつるなどの魚醤でも代用できます。
2.パクチーがなければパセリ、大葉でもおいしいですよ。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。