第4回 夏野菜と海老の寒天寄せ

酔いどれんぬの簡単レシピ
第4回「夏野菜と海老の寒天寄せ」

 梅雨明けもそろそろ、もういくつ寝ると夏休みですね。今回はそんな夏休みに家でのんびりブランチをしたり、川辺でBBQしたり、バカンス先のプールサイドで優雅になど、様々なシーンでお勧めのスパークリング日本酒を紹介させていただきます。
「米鶴 スパークリング」です。

米鶴 スパークリング

米鶴酒造さんは山形県高畠町に蔵を構え、創業300年以上の伝統ある蔵で、米沢上杉藩ご用達酒蔵としての歴史を持っていらっしゃいます。伝統的な和食、郷土色に寄り添うお酒はもちろん、今時の食生活や日本食だけではなくグローバルな食に寄り添うお酒も近年造っていらっしゃり、その一つが今回紹介いたします発泡性の日本酒となります。
発泡性の日本酒には2種類が存在し、一つはシャンパーニュに代表されるスパークリングワインの手法である瓶内二次発酵、そしてもう一つが出来上がったお酒に炭酸ガスを注入する手法で、米鶴スパークリングは後者に当たります。どちらの製法にも良さがあり、後者はとりわけ味わいがクリアにすっきりと仕上がる傾向があります。
さて、米鶴スパークリングですが、色は限りなく透明に近く、注ぐとしゅわしゅわと泡が弾け、見た目にも涼しげです。香りはライムやレモンの爽やかなもので、味わいもすっきりと爽やか。ジンリッキーやモヒートを連想させ、気分はモルディブのプールサイドで呑んでいるかのようです。あ、モルディブ行ったことありませんが…。とにもかくにも、アルコール度数も9度と低め、まずはの一杯、アペリティフにも最適な一本です。
そんなお酒に合わせたい料理が、「夏野菜と海老の寒天寄せ」です。山形といえば枝豆、だだちゃ豆、そちらを使った夏のおもてなしにも使える一品です。
枝豆は畑の肉と言われる大豆同様、ビタミン、食物繊維、カルシウムが豊富なのに加え、カリウムを多く含んでいるのでむくみ防止効果もあるのに加え、お酒好きに嬉しい、肝臓機能を助けてくれる働きがあるのです。きゅうりもビタミン、カリウム豊富、海老は低カロリー高たんぱく質でダイエット中の方にもお勧めの食材。そんな3種の食材を使った、低カロリーでいて、栄養豊富な一品です。

夏野菜と海老の寒天寄せ

<材料>(2人分)
海老 2尾   
枝豆 3、4さや 
きゅうり 1/4本
かつお節 一掴み
水 250cc
日本酒 大匙3杯
塩 少々
粉寒天 2g


<作り方>
1. 鍋に湯を沸かし、枝豆を2分茹でたらざるにあげ、粗熱をとります。粗熱がとれたらさやから取り出します。海老は殻をむいて背ワタをとり、あらかじめ茹でておきます。1尾を半分に切り、もう1尾は粗いみじん切りにします。きゅうりは小さめのさいの目切りにします。

2.鍋に水を入れ、火にかけ沸騰したら鰹節と日本酒を加え、1分煮たら火を止めます。粗熱がとれるまでおき、ざるでこします。鍋に戻し、粉寒天、塩を加えたらとけるまでしっかり煮ます。

3.火を止め、粗熱がとれるまでおいておきます。器に海老、枝豆を入れ、寒天液を流し込みます。寒天がやや固まってきたらきゅうりを散らすように加えます。常温で1、2時間おき、固まったら冷蔵庫に移し、しっかり1時間冷やして完成。
 
<ワンポイントアドバイス>
今回海老は殻付きのものを使いましたが、むき海老で作っても簡単で美味しいですよ。さらにトマトや水ナス等、夏野菜を色々入れてみるのも彩り綺麗でお勧めです。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。