蒸しナスよだれ鶏

酔いどれんぬの簡単レシピ
第30回「蒸しナスよだれ鶏」

 恐らく昨年も同じことを書いていると思いますが、夏バテで痩せるはずがみじんも食欲が落ちず、ふくよかなまま夏を終えました。そこにきて豊穣の秋、食欲の秋、ひやおろしだ秋あがりだと秋酒がでてくる秋の到来。恐怖しかありません。いえ、美味しい食材に美味しいお酒がくる季節ですので、もちろん嬉しい悲鳴ですよ。本当に。
 今月はそんな季節にぴったりの旬の食材を使ったヘルシーな肴と美味しいお酒を紹介させていただきます。若鶴酒造さんの「苗加屋(のうかや) 純米吟醸 琳青(りんのあお)ひやおろし」です。

苗加屋 純米吟醸 琳青ひやろし

 富山県産雄山錦で醸されたお酒は大地の恵みを含み、うまみたっぷりです。豊潤さがありつつもきれがある味わいで、海の幸とも山の幸とも、好相性であります。冷やしてよし、温めてよしのお酒をぜひお楽しみください。
旬のお酒と楽しむ肴は、秋が旬のナスを使ったヘルシーな一品です。

「苗加屋 純米吟醸 琳青 ひやおろし」と 蒸しナスよだれ鶏
蒸しナスよだれ鶏
 

<材料>(2人分)
鶏むね肉 1枚
ナス 2本
キュウリ 1本
日本酒 50cc
長ネギ 1/2本
ショウガ 20g
昆布茶 大匙1杯
塩 小匙1杯

【タレ用】
ニンニク、ショウガ 各20g
醤油 大匙4杯
日本酒 100cc
味醂 大匙3杯
米酢 大匙1杯
ゴマ油 大匙1杯
ラー油 適量


<作り方>
1.鶏肉は冷蔵庫から出して常温にしておき、皮と余分な脂をとって軽く塩をしておきます。蒸し鶏用の材料と肉がひたひたにかぶる程度の水を鍋に入れ、火にかけます。

2.沸騰したら鶏肉を入れ、蓋をして火を止めます。30分置いたら煮汁ごと保存容器に移し、冷蔵庫で冷やします。
3.ナスはところどころ皮をむき、軽く水をまぶして耐熱容器にいれます。500w又は600wの電子レンジで6分程加熱します。扉をあけずに10分蒸らしたら取りだし、粗熱がとれたら細切りにします。
4.タレ用のニンニクとショウガをみじん切りにし、ゴマ油と共にフライパンに入れます。火にかけ、香りがたってくるまで炒めます。【タレ用】の材料のラー油以外をすべて加えます。
5.沸騰したら中弱火にし、ふつふつとするまで3,4分煮て火を止めます。粗熱がとれるまで放置します。
6.鶏肉を厚めの薄切りにします。器にナス、鶏肉、細切りにしたキュウリをのせ、上からタレをかけます。仕上げにラー油を回しかけて完成です。

<ワンポイントアドバイス>
1.キュウリではなくパクチーや大葉をのせても美味しいですよ。
2.鶏の煮汁は卵などを加えてスープにしたり、おでんやラーメンの出汁にも使えます。
3.鶏肉は多めに作り、サラダチキンとして様々な料理にアレンジするのもお勧めです。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。

◆過去のレシピ

第29回 エビとアボカドのちょこっとキッシュ
第28回 サーモンとクリームチーズの手毬寿司

第27回 枝豆のエスニック風浅漬け
第26回 牛肉アスパラ巻の中華仕立て

第25回 酒蒸しムール貝の桜餡仕立て

第24回 鯖缶で簡単、そば粉タコス

第23回 うるいの自家製酒粕マヨネーズがけ

第22回 数の子のクリームチーズ和え

第21回 はんぺんで簡単ヘルシー、甘くない伊達巻

第20回 鶏肉と舞茸の焼きびたし

第19回 かぼちゃとサーモンのガトーインビジブル

第18回 イタリア風焼きナス

第17回 冷やしあんかけ もろこし豆腐
第16回 さば缶とタマネギのアチャール

第15回 牛乳ざる豆腐の冷ややっこ
第14回 豆苗とお揚げのじゃこ煮
第13回 ホタルイカと野菜のピクルス
第12回 ブルーチーズと酒かすの一口タルト
第11回 菜の花と生ハムの昆布じめ

第10回 ホタテとイチゴのカルパッチョ
第9回 牡蠣の酒蒸し ポン酢のジュレがけ

第8回 手羽元のコンフィ
第7回 鮭の秋色餡かけ
第6回 鶏むね肉のガランティーヌ 酒粕マスタードソース
第5回 冷やしおでん

第4回 夏野菜と海老の寒天寄せ
題3回 鮭のソテーリンゴの入ったラヴィゴットソースで
第2回 鰹のタイ風カルパッチョ

第1回 タコとモッツァレラチーズの大葉ジェノベーゼ