牛乳ざる豆腐の冷ややっこ

酔いどれんぬの簡単レシピ
第15回「牛乳ざる豆腐の冷ややっこ」 

 新型コロナウイルスの影響でテレワークとなり、終業後5秒で呑むことができるので毎日17時過ぎには呑み始め、21時頃には寝落ちし、朝4時には起きるという健康的なのだかそうではないのか、そんな生活をしております。皆様お元気でしょうか。私は体内外アルコール消毒を欠かしませんので無病息災歴20年です。しかし、じめっとした高温多湿のこの時季は体調管理が難しいですよね。
 今月は梅雨にも楽しくおいしく呑むことができるお酒をご紹介させていただきます。木村酒造さんの「福小町特別純米雄町仕込み」です。木村酒造さんは歴史が古く、その創業は元和元年年1615年にさかのぼります。豊臣秀吉の重臣であった木村重成の一族が秋田県湯沢市で酒造りを始め、それから400年、伝統を受け継ぎながらも常に新しい可能性を探り、進化と深化をつづけてきた蔵です。今回ご紹介させていただく福小町の雄町仕込みはまさにその伝承と進化を感じるお酒で、現存する日本最古の酒米と言われている雄町米を使い、新しい部類に入る酵母、K1801(協会1801)を使って醸されています。酵母からくる華やかな香りと雄町米からくる旨味とふくよかさが感じられます。ほどよく甘くやさしく、そして美しく。湯沢が小野小町の出身地であったことからつけられた、福小町という銘柄まさにその通りだと思わされる味わいです。和食はもちろん、クリームチーズやモッツァレラチーズといったチーズとの相性もよいと思います。よく冷やして薄めのグラスや磁器でいただくのがお勧めです。

福小町特別純米雄町仕込み
 
 そんなお酒に合わせる今月のレシピは牛乳豆腐です。ようは自家製カッテージチーズなのですが、和風の味付けでいただいても美味しいのですよ。新型コロナウイルスの影響で学校が休校になるなどし、行き場を失った牛乳を消費してくださいと、農林水産省も「牛乳をもう1本」キャンペーンをやっていることですし、牛乳をもう1本、日本酒ももう1本いかがでしょうか。

牛乳ざる豆腐の冷ややっこ

<材料>(2~4人分)
牛乳 1本(1リットルパック 1000ml)
米酢 大匙3杯
大葉 5枚
みょうが 1本
しょうが 大匙3杯


<作り方>
1.牛乳を鍋に入れ、火にかけます。牛乳にふつふつと泡がたってきたら米酢を入れ、しゃもじ等でやさしくかき混ぜます。火を止め、10分放置します。
2.ボウルの上にザルを置き、そこにキッチンペーパーを2枚敷き、その上に流し入れてこします。軽くしぼり、小さめのザルに小分けにし、冷蔵庫で1時間程冷やします。
3.ミョウガと大葉を細切りにし、ショウガはすりおろします。ザルを冷蔵庫から出し、器に牛乳豆腐をあけます。薬味を盛りつけ、お好みでしょうゆをかけてどうぞ。

<ワンポイントアドバイス>
1.米酢ではなく、ふつうのお酢、ワインビネガー、レモン汁等でも作ることができます。
2.はちみつをかけてデザート感覚で食べてもおいしいですよ。
3.冷蔵庫保存のうえ、2日ほどで食べきってください。