酒粕豆乳おでん

酔いどれんぬの簡単レシピ
第32回「酒粕豆乳おでん」

 暖かいと思っていたら寒くなり、湿気がと思っていたら乾燥、季節とお肌の曲がり角は急カーブと思う今日この頃です。寒いのは嫌ですが、熱燗やお鍋、おでんが美味しい季節がきたと思うと喜ばしいものです。今月は冷やしてよし、温めてよしのお酒をご紹介させていただきます。大七酒造さんの「生酛 純米吟醸酒 大七 皆伝」です。

「生酛 純米吟醸酒 大七 皆伝」
 1752年に福島県二本松市で創業された大七酒造さんは日本酒の伝統的な製法である生酛造りにこだわり、微生物の力と人の技で美酒を醸す蔵として知られております。超扁平精米という心白を残し同じ厚みで削る、通常の精米の3倍の時間がかかる精米方法も取り入れており、そのこだわりが現れたお酒は日本のみならず世界でも評価が高いです。
 今回ご紹介する「生酛 純米吟醸酒 大七 皆伝」は冷やして前菜と合わせてもよければ、常温、ぬるめの燗にしてメイン料理とも合わせられる味わいです。今回は大七酒造さんの使いやすいパウチタイプの酒粕「とろける酒粕」を使ったヘルシーなおでんをご紹介させていただきます。酒粕は美肌効果、整腸作用、肥満抑制、コレステロールの低下など良いことずくめの食品です。うまく日々の料理にとりいれて、これからの季節の乾燥、寒さに打ち勝っていきましょう。

「生酛 純米吟醸酒 大七 皆伝」と酒粕豆乳おでん
酒粕豆乳おでん
とろける酒粕

<材料>(2人分)
大根 1/4本
ちくわ 2本
たまご 2個
こんにゃく 1/2枚
がんもどき 2個
水 700cc
日本酒 100cc
かつお節 20g
乾燥昆布 10cm
豆乳 100cc
とろける酒粕 大匙3杯
薄口醤油 大匙3杯
塩 少々
柚子胡椒 少々


<作り方>
1.あらかじめ鍋に分量の水と昆布を入れて一晩おいておきます。

2.昆布をとりだしたら日本酒を加えて火にかけ、煮立ったら鰹節を入れて弱火にし、5分煮て火を止め、30分ほどおいておきます。ざるなどでこして鍋に戻し入れます。
3.こんにゃくはあらかじめあく抜きして半分に切り、大根は皮を剥いて2センチほどの厚みに切ります。たまごは別途茹でておき、殻をむきます。それらとがんもどきを出汁の入った鍋に入れ、醤油、塩を加えて火にかけます。
4.ボウルに酒粕を入れ、豆乳で溶いておきます。大根に火が通ったら豆乳を加え、塩で味を調えます。器に盛り付け、柚子胡椒をあしらって完成です。

<ワンポイントアドバイス>
1.さつまあげ、じゃがいも、ウインナーや手羽先など、色々加えても美味しいですよ。
2.煮汁にご飯、粉チーズを加えてリゾットにするのもお勧めです。
3.柚子胡椒ではなくおろし生姜も酒粕との相性がいいです。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。

◆過去のレシピ

第31回 戻り鰹の揚げないレアカツ
第30回 蒸しナスよだれ鶏

第29回 エビとアボカドのちょこっとキッシュ

第28回 サーモンとクリームチーズの手毬寿司

第27回 枝豆のエスニック風浅漬け
第26回 牛肉アスパラ巻の中華仕立て

第25回 酒蒸しムール貝の桜餡仕立て

第24回 鯖缶で簡単、そば粉タコス

第23回 うるいの自家製酒粕マヨネーズがけ

第22回 数の子のクリームチーズ和え

第21回 はんぺんで簡単ヘルシー、甘くない伊達巻

第20回 鶏肉と舞茸の焼きびたし

第19回 かぼちゃとサーモンのガトーインビジブル

第18回 イタリア風焼きナス

第17回 冷やしあんかけ もろこし豆腐
第16回 さば缶とタマネギのアチャール

第15回 牛乳ざる豆腐の冷ややっこ
第14回 豆苗とお揚げのじゃこ煮
第13回 ホタルイカと野菜のピクルス
第12回 ブルーチーズと酒かすの一口タルト
第11回 菜の花と生ハムの昆布じめ

第10回 ホタテとイチゴのカルパッチョ
第9回 牡蠣の酒蒸し ポン酢のジュレがけ

第8回 手羽元のコンフィ
第7回 鮭の秋色餡かけ
第6回 鶏むね肉のガランティーヌ 酒粕マスタードソース
第5回 冷やしおでん

第4回 夏野菜と海老の寒天寄せ
題3回 鮭のソテーリンゴの入ったラヴィゴットソースで
第2回 鰹のタイ風カルパッチョ

第1回 タコとモッツァレラチーズの大葉ジェノベーゼ