戻り鰹の揚げないレアカツ

酔いどれんぬの簡単レシピ
第30回「戻り鰹の揚げないレアカツ」

 全国的に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除となり、晴れ晴れと呑むことができる日常が戻ってきましたね。感染対策に気を付け、少人数で日本酒を楽しんでいきたいところです。秋の味覚も続々と出てきておりますし、新米もでき、秋刀魚はまだ細いですが、天高く馬肥ゆる秋の到来です。
 今月は秋の夜長に呑みたいお酒をご紹介させていただきます。酔鯨酒造さんの 「酔鯨 吟の夢 純米」です。

「酔鯨 吟の夢 純米」
「酔鯨 吟の夢 純米」

 吟の夢は山田錦を親品種とする高知の酒造好適米です。それを高知の水で仕込んだお酒は正にメイドイン高知と言え、高知の食材との相性は抜群です。酢みかんなどの高知の柑橘を彷彿とさせる爽やかな酸が感じられ、すっきりとした味わい。そこに優しいお米の甘みが感じられ、アルコール度数が15度と低めであることから、するすると呑むことができます。料理の邪魔をせず引き立てる食中酒ですが、食事が終わっても秋の夜長にだらだらと呑み、一晩で一本あけてしまいそうな危険な味わいです。高知と言えば鰹、しかも今の時期は脂がのった戻り鰹で美味しさもひとしおです。揚げないのでヘルシーなレア鰹カツのレシピとなりますので、ぜひ酔鯨とお楽しみください。

戻り鰹の揚げないレアカツ

<材料>(2人分)
カツオ 1柵
パン粉 大匙4杯
ハーブ塩 少々
EXヴァージンオリーブオイル 小匙1杯

【漬け汁】
日本酒 50cc
醤油 50cc
生姜 1片
ニンニク 1片


<作り方>
1.ジップ袋に漬け汁の材料とカツオを入れ、冷蔵庫で1晩漬けておきます。
2.フライパンにパン粉とハーブ塩を入れ、しゃもじ等で絶えずかき混ぜながらほんのり色づくまで炒めます。カツオを漬け汁からとりだし、キッチンペーパーなどで水気を軽くふきます。
3.カツオにオイルをまんべんなく塗り、パン粉をまぶします。フライパンに入れ、時折ひっくり返しながらパン粉が色づくまで焼き、鰹の表面に火が入ったらとりだします。
4.切り分けて完成です。


<ワンポイントアドバイス>
1.味がついているのでそのままで美味しいですが、お好みでタルタルソースをつけても美味しいですよ。
2.カツオの代わりにマグロ、サーモンでも美味しいですが、必ず生食用を使ってください。
3.付け合わせをキャベツではなくサニーレタスなどにすれば、おもてなしにも使えますよ。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。

◆過去のレシピ

第30回 蒸しナスよだれ鶏
第29回 エビとアボカドのちょこっとキッシュ

第28回 サーモンとクリームチーズの手毬寿司

第27回 枝豆のエスニック風浅漬け
第26回 牛肉アスパラ巻の中華仕立て

第25回 酒蒸しムール貝の桜餡仕立て

第24回 鯖缶で簡単、そば粉タコス

第23回 うるいの自家製酒粕マヨネーズがけ

第22回 数の子のクリームチーズ和え

第21回 はんぺんで簡単ヘルシー、甘くない伊達巻

第20回 鶏肉と舞茸の焼きびたし

第19回 かぼちゃとサーモンのガトーインビジブル

第18回 イタリア風焼きナス

第17回 冷やしあんかけ もろこし豆腐
第16回 さば缶とタマネギのアチャール

第15回 牛乳ざる豆腐の冷ややっこ
第14回 豆苗とお揚げのじゃこ煮
第13回 ホタルイカと野菜のピクルス
第12回 ブルーチーズと酒かすの一口タルト
第11回 菜の花と生ハムの昆布じめ

第10回 ホタテとイチゴのカルパッチョ
第9回 牡蠣の酒蒸し ポン酢のジュレがけ

第8回 手羽元のコンフィ
第7回 鮭の秋色餡かけ
第6回 鶏むね肉のガランティーヌ 酒粕マスタードソース
第5回 冷やしおでん

第4回 夏野菜と海老の寒天寄せ
題3回 鮭のソテーリンゴの入ったラヴィゴットソースで
第2回 鰹のタイ風カルパッチョ

第1回 タコとモッツァレラチーズの大葉ジェノベーゼ