マスカットとモッツァレラのカプレーゼ

酔いどれんぬの簡単レシピ
第39回「マスカットとモッツァレラのカプレーゼ」

 皆さんがお住いの地域は梅雨入りされましたでしょうか。私、北海道に梅雨がないことを数年前に知りました。梅雨前線は津軽海峡を越えることができないのでしょうか。今月は梅雨がある地域の方にも、ない地域の方にもちょっと暑くなってきたこの季節に飲みたいお酒をご紹介させていただきます。聖酒造さんの「聖Hizirizm SAVAGE 生もと純米大吟醸生酒」です。

聖Hizirizm SAVAGE 生もと純米大吟醸生酒


 聖酒造さんは群馬県渋川市に蔵を構え、赤城山西南麓の水と地元のお米でお酒を醸されていらっしゃいます。今回ご紹介するお酒も群馬県産米100%であり、槽場直詰のためガス感、微炭酸を感じ、フレッシュ感に溢れます。アルコール度数15%と飲みやすく、それでいて無濾過無加水のためこくがあります。マスカットを思わせる爽やかな香りはこれからの季節にぴったりで、あわせる肴もマスカットを使用したものにいたしました。「マスカットとモッツァレラのカプレーゼ」です。
 休日のお昼飲み、夜のまずはの一杯に、よく冷やした聖をワイングラスで合わせてみてください。


マスカットとモッツァレラのカプレーゼ


<材料>(2人分)
モッツァレラチーズ 80g

マスカット 10粒
ミニトマト 10個
EXヴァージンオリーブオイル 大匙2杯
蜂蜜 小匙1杯 
塩、黒胡椒 少々


<作り方>
1.モッツァレラチーズは一口大のものを使います。大きいものしかなければ一口大に切ってください。

2.マスカット、ミニトマトはよく洗い半分に切ります。チーズ、マスカット、ミニトマトをボウルに入れ、オリーブオイル大匙1杯、蜂蜜、塩と混ぜ合わせます。
3.5分ほどおいて味をなじませたら器に盛りつけ、残りのオリーブオイルをまわしかけ、黒胡椒をして完成です。

<ワンポイントアドバイス>
1.マスカットがなければ巨峰などの他のブドウでも美味しいですよ。
2.冷蔵庫で2,3日保存可能です。
3.パスタと和えて冷製パスタにするのもお勧めです。

稲浪理恵さんプロフィール

全国の蔵を駆け巡り年間一石の日本酒を飲む“酔いどれんぬ”こと稲浪理恵さんは、日本酒愛好家や献立検索女子に崇められるパワーブロガー。日本全国を旅し、地元食材を買い込み研鑽を重ねた独自のレシピを、SNSだけでなくリアルな日本酒の会でも提案されています。

◆過去のレシピ

第38回 新じゃがジャーマンポテト
第37回 生ハムアスパラのオランデーズソース

第36回 鱈のアクアパッツァ風ホイル焼き

第35回 生麩ピンチョス

第34回 肉豆腐

第33回 サーモンの酒粕ポテサラパイ

第32回 酒粕豆乳おでん

第31回 戻り鰹の揚げないレアカツ

第30回 蒸しナスよだれ鶏

第29回 エビとアボカドのちょこっとキッシュ

第28回 サーモンとクリームチーズの手毬寿司

第27回 枝豆のエスニック風浅漬け
第26回 牛肉アスパラ巻の中華仕立て

第25回 酒蒸しムール貝の桜餡仕立て

第24回 鯖缶で簡単、そば粉タコス

第23回 うるいの自家製酒粕マヨネーズがけ

第22回 数の子のクリームチーズ和え

第21回 はんぺんで簡単ヘルシー、甘くない伊達巻

第20回 鶏肉と舞茸の焼きびたし

第19回 かぼちゃとサーモンのガトーインビジブル

第18回 イタリア風焼きナス

第17回 冷やしあんかけ もろこし豆腐
第16回 さば缶とタマネギのアチャール

第15回 牛乳ざる豆腐の冷ややっこ
第14回 豆苗とお揚げのじゃこ煮
第13回 ホタルイカと野菜のピクルス
第12回 ブルーチーズと酒かすの一口タルト
第11回 菜の花と生ハムの昆布じめ

第10回 ホタテとイチゴのカルパッチョ
第9回 牡蠣の酒蒸し ポン酢のジュレがけ

第8回 手羽元のコンフィ
第7回 鮭の秋色餡かけ
第6回 鶏むね肉のガランティーヌ 酒粕マスタードソース
第5回 冷やしおでん

第4回 夏野菜と海老の寒天寄せ
題3回 鮭のソテーリンゴの入ったラヴィゴットソースで
第2回 鰹のタイ風カルパッチョ

第1回 タコとモッツァレラチーズの大葉ジェノベーゼ