和風セビーチェ

入江亮子氏のおうち酒簡単レシピ
第61回 「和風セビーチェ」

和風セビーチェと「美丈夫 特別純米酒 夏酒」


梅雨明けも間近く、いよいよ夏本番ですね。かつては木陰に逃げ込めば暑さもしのげましたが、アスファルトの照り返しと、ビルからは空調機の熱風という環境では夏酒に頼るしかないようです。今月はこれぞ夏酒!な爽快なお酒、高知県・濱川商店様の「美丈夫 特別純米酒 夏酒」
をご紹介します。使用米は松山三井(まつやまみい)。もともと飯米として開発されたそうですが、大粒でたんぱく質含有量が少なく酒米としても関西以西でよく使用されています。その松山三井を100%使用し、スキっと軽快な中にも米の旨味を感じるバランス感あるお酒です。

和風セビーチェ


合わせる料理は「和風セビーチェ」です。セビーチェとは、ペルーを代表する料理で主に南米で食べられていますが、魚介類、トマトや紫玉ねぎといった材料をライム果汁でマリネしたまさに夏向きなさっぱり、すっきりな料理です。今回は茗荷や大葉を使って和風に仕上げました。ジメジメな季節にたっぷり召し上がってください。


<材料>2人分
ゆで海老 4~5本
蛸 50g
プチトマト 4個
大葉 3~4枚
茗荷 1個
紫玉ねぎ 1/4個
ライム果汁 1/2~1個分
塩 少々
 
<作り方>
1.ゆで海老は殻をむき、蛸はぶつ切りにしておく。
2.プチトマトは1/2に、大葉は色紙に切り、茗荷は小口切り、紫玉ねぎは荒みじんに切って、ボールに2とともにまぜ、ライム果汁をぎゅーっと好みの分量絞り、塩少々で味付けして食べる。

<ワンポイントアドバイス>
1.酸っぱいものが苦手な方はオリーブオイルを混ぜるとマイルドになります。
2.ほかに合う材料として、魚介類なら、帆立、浅蜊など。野菜類ならパプリカ、アボカドなど。
3.残ったらそのまま冷蔵庫で保管し、翌日ゆでたジャガイモと混ぜたりしてサラダにしても美味しく頂けます。